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01
湯島・本郷
湯島、本郷、西片文人や文化人に愛された由緒あるエリア
外神田に接し江戸情緒が漂う湯島・本郷エリア。「日本の学校教育発祥の地」で知られる史跡・湯島聖堂や広大なキャンパスを有する東京大学など、教育にまつわる史跡や学校が集中している。また樋口一葉や石川啄木、徳田秋声ら文豪の住居跡や旧居などが残る。「天神さま」で有名な湯島天満宮下にある湯島駅から本郷三丁目駅にかけては、老舗の飲食店や和菓子店が集まる文京区でも一際にぎやかな界隈でもある。
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02
後楽園・春日
後楽園、春日徳川将軍家ゆかりのアミューズメントエリア
後楽園・春日エリアのランドマークである文京シビックセンター25階の展望台ラウンジからは、東京スカイツリー、新宿副都心と富士山、筑波山等を望む大パノラマが望める。「後楽園」は水戸黄門こと徳川光圀が建設した水戸徳川家上屋敷の庭園に由来。上屋敷跡の西半分が小石川後楽園、東側半分が現在の東京ドームシティにあたる。「春日」は三代将軍家光の乳母だった春日の局がこのあたりの土地を拝領したことに由来する。
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03
小石川
小石川、水道1丁目、
白山2〜4丁目住宅街が広がり学校が集まる緑豊かなエリア
文京区のほぼ中央部に位置し、静かで落ち着いた街並みが並ぶこのエリアには多くの学校が点在する。古くから高校、大学などの教育機関が集まり、国内でも有数の文教エリアとして発展してきた。江戸幕府が開いた小石川植物園や徳川将軍家と縁がある墓所が多い傳通院など、江戸時代の歴史が感じられるスポットが多い。武家屋敷の庭園や跡地を利用した公園や緑地などに豊かな緑が広がり、文京区でもっとも憩いを感じられる地域でもある。
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04
根津・千駄木
根津、千駄木、弥生1〜2丁目懐かしい暮らしぶりがうかがえるエリア
根津・千駄木は、東京の「古きよき下町」の面影が感じられるエリア。台東区の谷中を合わせて「谷根千」と呼ばれる人気観光スポットとして、一年を通して散策を楽しむ人の姿が多い。近年は外国人観光客も多く見られる。千本鳥居で有名な根津神社には、1706年に五代将軍徳川綱吉が造営した社殿がある。明治時代には森鴎外や夏目漱石が移り住んだことでも有名なこのエリアには文豪ゆかりの史跡や和菓子店なども多い。
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05
白山・本駒込
本駒込、千石、向ヶ丘、
白山1丁目、白山5丁目江戸の逸話が残り下町情緒が漂う寺町エリア
日本庭園や寺院が多く見られる白山・本駒込エリア。白山駅から本駒込駅にかけて、本郷通りを中心に30以上の寺院が立ち並び、江戸時代から言い伝えられる逸話や墓碑なども多く残っている。かつて大名庭園だった「六義園」はこの地域を代表するスポットで、多くの観光客が訪れている。千石駅から西側一帯は町屋や武家屋敷跡にできた住宅街。歴史的な空間から下町風情あふれる空間まで、さまざまな顔を持ち合わせる。
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06
関口・目白台
関口、目白台、小日向、
大塚、音羽、水道2丁目台地の上に文化施設が建ち並ぶエリア
神田川から北に見上げる目白台は、江戸時代には護国寺方面にかけて武家屋敷が建ち並んでいたエリア。ホテル椿山荘東京をはじめ、日本女子大学や、出版社の講談社があり、音羽通りをはさんでお茶の水女子大学があり、文教色が豊かな土地柄でもある。松尾芭蕉が住んだ関口芭蕉庵や、旧熊本藩主細川家の宝物を展示する永青文庫、細川家の屋敷跡を利用した肥後細川庭園もあり、江戸に由来する施設や公園も数多い。